読書メモ 無力感と絶望感と支援について
けあけあ
フリーライター 飯島章太のサイト
最近、図書館に行くことが増えた。
それは私が行っている仕事がどうも何にせよ行き詰まっているところから、ヒントを得るために、書籍から学ぶことにしたためだ。
図書館内をふらついて探してみると、野中郁次郎・紺野登著『知識創造の方法論』(2003年、東洋経済新報社)が目に付いた。
これは大学・大学院時代に社会学を学ぶ際に、指導教授から推薦されていた書籍の中にあり、読んでいた本だったためだ。
野中郁次郎先生は、言うまでも無く経営学の大家だ。
自分が触れたものから、学んでみようということで書籍を手に取ってみた。
同時に隣に置いてあった、野中郁次郎・竹内弘高著、梅本勝博訳『知識創造企業』(1996年、東洋経済新報社)も読んでみた。
私が読んでいた『知的創造の方法論』よりも前に書かれた書籍で、かつ2013年の週刊ダイヤモンドにて「100年後も読みつがれるベスト経営書」にも選ばれた書籍だった。
そこで『知識創造企業』から読み始めることにした。
私はあいにく文章は読めないので、オーディオブック(audible)を通じて聞き始める。
情報ではなく知識を、利用するでなく創造することが
日本企業が国際社会の中で戦い続けることができた理由の1つであると、本書では指摘されている。
まだまだ読み始めたばかりだが、
具体的なノウハウ本ではない分、重要な示唆に富んでいる。
少しずつだが、読み進めていければと思う。