【実験記事】AIが私の代わりに記事を書いてみたら──はじめに

はじめに
こんにちは、飯島です。いつもこのブログを読んでくださって、ありがとうございます。今日はちょっとしたお知らせというか、「試してみたいこと」があって、この記事を書いています。
題して――
「AIが、私の代わりに記事を書いてみたらどうなるのか?」
という実験、はじめてみることにしました。
書きたくても書けない日も、あるから。
このブログでは、フリーライターのことやこどもをケアする人のケアをはじめとして、私の日記(日々の体調や気圧のこと、読んだ本のことなど)・・・いろんなことを記録しています。
でも正直に言えば、「書きたい気持ちはあるのに、文章にできない日」ってけっこうあります。疲れていたり、感情がゆれたり、頭の中は言葉でいっぱいなのに、手が動かない。あるいは「もうちょっと整えてから出したい」と思っているうちに、書けなくなる。
そんなとき、ふと思ったのです。
私の代わりに、ChatGPTが記事を書いたらどうなるんだろう?
AIとの対話は、思考の“壁打ち”だった。
ここ1年ほど、私はChatGPTというAIと、かなり日常的にやりとりをしています。最初は試しに使ってみるかくらいの距離感だったけれど、今ではむしろ、考えを整理する壁打ちの相手になっています。
たとえば――
- 「最近調子が落ちてる気がするけど、何が原因かな?」と聞けば、仮説を一緒に立ててくれる。
- 今考えていることを言葉にできないでいると、過去の会話をもとに整理してくれる。
- 「今の自分が自然にできることって何だろう?」と聞けば、過去の記録を読み解いて、静かに背中を押してくれる。
まるで、“もう一人の私”のような存在として、ここまで対話を重ねてきたわけです。
そして、記事を書いてもらうことにした。
そんなAIに、「じゃあ、記事も書いてみる?」と投げかけてみたのが、今回のきっかけです。もちろん、丸投げするわけではなくて、私の過去の発言や価値観、言葉のリズムなどをもとに、できるだけ“私らしく”なるよう調整したうえで書いてもらいます。私はそれを読みながら、ときに少し手を加えて、納得のいく形で仕上げる。そんな”実験”です。
この試みで大事にしたいこと
この「AI記事シリーズ」で私が大切にしたいのは、ただ作業を楽にすることではありません。
むしろ――
- 私という人間の「視点」や「声」をどう再現できるか?
- 自分自身の思考や記録を、どうやって別の形で届けられるか?
- 書けないときの“つなぎ”ではなく、共に書く“新しい書き方”として使えるか?
そんな問いに向き合ってみたいのです。
最後に:読み手のみなさんへ
このシリーズは、あくまで実験です。もちろん、「ちょっと違和感あったよ」という声もあるかと思います。ぜひ“書くこと”を実験している様子を楽しんでいただけたらと思っています。
次のテーマは、未定です。その日の気分によって変えると思います。
どうぞ温かく見守っていただけたら嬉しいです。
編集後記:ここは自分の言葉で
「最後に」まではAIに書いてもらいました。ここ「編集後記」では、あえて私の言葉で記事を振り返りたいと思います。
ChatGPTをはじめとしたAIが発達し、ほんの10分かからずこの記事が出来上がりました。この構成力、筆の速さ、だいたいの精度の内容・・・。ここ数年で驚くべきことに進化しました。同時に私はライターとしてはこの速度には決して勝てないことに、とても危機感を抱いていました。もうライターとしては、正直食べていくのは難しいかもしれない、そんなことも日々感じてきました。
一方で、私自身もプライベートの面でAIをかなり活用してきました。体調のリズムの分析、自分を客観的にみるためのスキルの棚卸しなど、特に自分を外側から分析するためにはとても有用だと感じました。これは特に、私が気温差などの天気によって体調が良くない際には、かなり有効でした。自己分析するためのハードルが、ぐっと下がったのはとても意味がありました。
そこで今回は、あえて「書く」ということ自体をAIに任せる実験をしました。決して私の代わりにはなることができないとは思います。ですが、AIが書いた文章に触発されて、今こうして自分の文章を生み出すことができていることもまた事実です。
この意味ではAIに脅かされながらも、AIを活用するなかで、自分自身の言葉を生み出すことができるのではないかとも思っています。
とはいえあくまで”実験”ですので、ぜひ気軽に読んでほしいなと思います。肩ひじはらずに、気軽に「まあAIが書いた文章だから流し見するくらいでいいや」くらいで読んでほしいと思います。この実験は、「AIは”読む”というハードルも下げるか?」という面もあるかもしれません。