第2回期日の朝に
けあけあ
フリーライター 飯島章太のサイト
これは千葉県のデータ。児童指導員という職種は、児童養護施設や多くは一時保護所で児童指導員を数年経て、児童相談所のケースワーカーになっていく職種である。ある意味児童相談所ですぐ働きたいなら、千葉県がおススメだと思っている。
ところがここ3年、千葉県が募集人数を増やしてから、倍率は1.3-1.5で倍率は横ばいになっている。他の自治体の福祉職は2倍はあるにもかかわらずだ。
この数字はどういうことを意味するかというと、まず筆記試験で落ちることはない。申し込みだけして、実際受けない人たちが落とされるばかり。そして第2次の面接でも、まず落とされない。それは他の自治体から合格を受けて、2次の段階で受けない人も多いこともあるためだ。
そうして申し込みした人の多くは、合格することなる。人事としても、合格したからといって、必ずしも内定を受けず、他の自治体の方に流れてしまうこともあるため、ある程度の人数の確保が必要だからだ。
これが今の状況。志望の人が少ない。
最終的には定員割れの危険もあるんじゃいかと思う。
そしていくら募集をかけても、なりたい人の数もこれで頭打ちの可能性もある。これが今の児相志望する若者の数の少なさを表しているように思えてならない。