裁判ブログ編
PR

【復帰6日目 子どもの話を聞けてる?子どもの権利って何?】

けあけあ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

少なくとも私にとって、子どもの話を集団でかつ生活場面で聴くことってすごく難しい。ざっとなぜ難しいのか挙げると

・子どもの話を聴くことだけに集中できない。ルールや秩序を意識すると、他に意識が向くことで「あー」とか」そうなんだ」で話を止めてしまい、話を広げることに自分でストップをかけてしまう。

・逆に話を広げすぎても、個人情報を他の子にきかれたり、その子の感情が出されたとしても、こっちに受け止めるだけの余裕と時間と空間がない。

・1対1で話せることはほぼなく、複数の子どもが同時に話したり話題があっちこっちいくので、聖徳太子状態になるので能力的に厳しい。

・あと単に疲れて話聞けない。

情けないなぁと思うと同時に、子どもの話を聴くことを諦めて手放せば、もっと自分が楽になるのかなとか思ったりする。

今日はもう一つ。会議があった。

子どもの権利ってなんだっけって思った。

それぞれが言語化はしないけど、「子どものため」と思っている。それは間違いないと思う。悪い人は1人もいない。

でもここで「子どもの権利が」とか言えば、「何言ってるの?」と面倒くさがられることは推測できる。「子どもの権利」を1人では主張するのは非常困難な道が待っている。(それが独りよがりの正義感になることも含めて)。組織やチームで実現させていくものだろう。

子どもの権利ってなんだっけと麻痺してくる。

この空間に慣れてしまえばもっと楽だなと思う。

もう子どもの権利とか意識しないでいいかと思ったりする。

私はここで何を学んでいるのだろう。

何が染み込んできているだろう。

情けない。

運営者について
飯島章太
飯島章太
フリーライター
元児童相談所職員での経験を活かして、子ども・若者のケアに関わる人たちに取材を続けています。著書に『図解ポケット ヤングケアラーがよくわかる本』 。
記事URLをコピーしました