日記:2019年5月25日【出勤前の憂鬱の理由】
けあけあ
けあけあ
今児童相談所・一時保護所時代の勤務経験を思い出しているのですが、あくまで私の経験に過ぎないのですが、私が一時保護所に勤務した後には、普通の子どもの現場で働くことってかなり難しくなったなと感じることがありました。
これは結構言葉にするのが難しいのですが、一時保護所での管理思考や制限する感覚になれすぎて、一時保護所でしか通用しない子どもとの関わり方を学んでいるということだったのだと思います。
「一時保護所でやっていたように、幼稚園で子どもを怒鳴ってしまった」
など、よく学生さんや元職員から聞いていました。
私もかなりその面はあり、ある場面で子ども達から「からあげおかわりしたい」と言われたことがあったのですが、一時保護所ではおかずのおかわりができないことになっていたのを思い出して、心の中でその子に対して違和感を持った自分がいました。
その瞬間、私はもう普通の子どもの現場の仕事に就くのは難しいんだなと感じたことがありました。
一度職場に入れば、その文化や考え方が自然と身についていくとは言われますが、これは子どもの現場でも同じではあるのですが、それが今後のキャリアにかなり影響していくのだろうなと思います。
今ではだいぶ当時の考え方は相対化できるようになった気はしますが、おそらく私にはもう子どもの現場で働くことは無理だなとは思っています。