裁判ブログ編
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2022年12月19日 【「休む」という力】

けあけあ
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さて体調を崩している私ですが、そういえばこんなこと考えていたなと思ったことがある。

今の私の体調の崩しは、身体的なものではあるが、

前の私の場合には、心労的なものがあった。

そしてその両者ともに、「休む」というのは本当に難しいと改めて感じる。

もちろん、身体的に休むことというのはできる部分はある。

・寝る

・横になる

・目を閉じる

など体力的には休める部分はあるだろう。

ただ、それにも完全に休めるわけではない

・身体的な体調の崩れの場合には、それによる身体のダメージを回復するのに多くのエネルギーを使うだろう。

・また心労的な体調の崩れの場合には、それによる疲れ(例えば筋肉の緊張・不眠など)によって、体力的に休むこと自体が難しい場合もある。

そして、もう一つ身体的な休みと同時に、難しいと思うのは「心を休める」ことだ。

・身体的なダメージの場合、そうした体調をすぐれない中で、心のダメージを回復させることすら難しいだろう。正常な判断ができず、ひたすら寝続けること横になり続けることしかできず、心の回復は、むしろ身体的なダメージの回復の後に行われることが多い。

・ましてや心労によるダメージの場合、その「休む」ということ自体がむずかしい。心労によるダメージは、「心を休めること」自体が難しくなることでもあるので、その人に対して「休みなさい」と伝えたところで、あまり意味がない。どうしたらその人が「心から休めるようになるのか」、その人の体力的な部分が回復したのちに、一緒に考えることくらいしかできないのかもしれない。むしろそのプロセス自体が回復の道だったりする。

そんなことを考えているので、

日常をこなして、自分を休めながら、自分の心身も大事にしている人はすごいなあと改めて感じる。

同時に、やはり病み上がりの人だったり、疲れ気味の人には、もっと優しくしたいなと思った、今日この頃。

運営者について
飯島章太
飯島章太
フリーライター
元児童相談所職員での経験を活かして、子ども・若者のケアに関わる人たちに取材を続けています。著書に『図解ポケット ヤングケアラーがよくわかる本』 。
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