裁判ブログ編
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【記事執筆】弁護士ドットコムニュース、「『早起き禁止』『パジャマ着たらトイレ行くな」一時保護所のルール”日課”に元職員が懸念」

けあけあ
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再び、一時保護所の記事を書きました。

https://www.bengo4.com/c_18/n_15356/

書くたび、何か行動を起こすたびに思うことですが、

・自分のやっていることは本当にいいのだろうか

・むしろ状況を悪化させているのじゃないだろうか

そんなことを思うことがあります。

もちろん、私はそれほど間違っていないと思っているので、やっていることもあります。

でも最善の道ではないだろうとも思っています。

もっと一時保護所のいいところや大事さを伝えることで、

一時保護所が少しでも変わるなら、やりたいことです。

そしてその面はもちろんあります。

でもそれだけでは足りないのだと、思っています。

良い面も、良くないと思う面も、どっちともつかない曖昧な面も、難しい判断も、複雑な状況が一時保護所にあることを多角的に伝えていくことが大事なようにも思います。

私の主観ですが、

一時保護所で傷ついてきた方々の話を聞いているのに、

このままの一時保護所を肯定するのは、

結局その方々の話さえも無視していることになるのではと思うことがあります。

「誇張しすぎではないのか」と言われることもあります。

「偏見を持って書かないでほしい」と言われることもあります。

確かに最善な方法ではないのかもしれません。

でも「誇張」「偏見」「経験が浅い」「若いから」と、

結局その意見を無かったものとして扱っていては、

何も変わらないと思うのです。

もちろん施設や職員の理由はあるのかもしれません。

でも、それは世間一般にとって、子どもたちにとってはどうなのでしょうか。

施設も職員も止むを得ない状況があるのだというのもあります。

だからこそ、提訴を通じて、より制度がより良い方向に進むことを信じて、動いています。

でも、だからと言ってこれまでの子どもが傷ついて良い理由にはならないのだと思っています。

だからこそ、例え偏見でも、誇張でも、子どもが傷つく可能性がるのなら、変えなくてはいけないのだと思います。

変える方法は、私も模索状態です。

一緒に考えてくださる人が増えることを願って、進んでいきます。

運営者について
飯島章太
飯島章太
フリーライター
元児童相談所職員での経験を活かして、子ども・若者のケアに関わる人たちに取材を続けています。著書に『図解ポケット ヤングケアラーがよくわかる本』 。
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