裁判ブログ編
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2022年10月12日(水) 千葉県提訴の件についての第1回裁判

けあけあ
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7月下旬に千葉県に対して、児童相談所・一時保護所における労働環境に関して裁判を起こした件について、10月12日の午前10時から第1回の裁判をする予定です。

第1回なので、弁護団からの主張や私の意見陳述についてお話しする予定です。その後午前11時から報告会という形で、裁判の様子についてご報告する予定です。

さて最後に第1回の期日に向けての思いでも書こうと思います。

7月下旬に提訴を起こしてから、さまざまな方からリアクションをいただきました。

もちろん応援してくださることもあれば、今回の提訴について違和感を持つ方、現場の中にいて荒波を立てられたと感じる方、いろんな反応をいただいてきました。

私の思いとしては、むしろそうした違和感を持つことや荒波が立ったと思うこと自体が自然なことで、正常な反応なのだと思っています。

「うちの保護所ではそういうことは起きていないのに」

「ただでさえ保護所の評判が悪いのに」

という声が届く中で、

むしろそうした安心できる環境がある保護所が多くあるということに安心を覚えていました。

逆に私は、安心できる一時保護所ではない場所が1ヶ所でもあることがとても問題だと思っています。

厳しい指導や厳しいルールがある一時保護所で、

信頼できない大人に出会っていたとしたら、

一時保護された子どもは、その後社会や大人を信じること自体難しくさせてしまうのではないかと思います。

おそらく違和感持たれている一時保護所や児童相談所の職員さんは、そうした安心できる場所を作ろうと苦心されているからこそなのだと思います。

今回の提訴は、むしろそうした議論を交わすことで、

いろんな人に一時保護所や児童相談所における環境に

関心を寄せていただけたらという思いで、提訴しました。

裁判は金銭請求の形になってしまいますが、

一時保護所のマクロな政策のうごきが、千葉県でも、全体でも少しでも進むことを願っています。

運営者について
飯島章太
飯島章太
フリーライター
元児童相談所職員での経験を活かして、子ども・若者のケアに関わる人たちに取材を続けています。著書に『図解ポケット ヤングケアラーがよくわかる本』 。
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