芦部信喜著『憲法』をオーディオブックで聞く(Audible・オーディブル)
0 本が読めない、でも法律を学びたい
私は元々千葉県の児童相談所の職員として働いていました。ですが、そこで休憩時間がなく、夜間の勤務時間も給料が出ておらず、労働環境に改善が必要なほどで私も体調を崩したため、千葉県庁に対して未払い賃金などを求めて裁判を起こすことにしました。
学生時代は中央大学の法学部で法律を学んでおり、裁判や判例の意義はとても感じていたため、裁判を起こすということが重要だと思ったため起こしたアクションでした。
裁判を起こすにあたって、自分自身また法律を学び直したいという思いが強くなりました。ですが一方で職場で体調を崩した結果、本や長い文章を読むことが難しくなっていました。できないことはないのですが、相当なエネルギーを費やさないと読めないくらいでした。
それでもなんとか法律を学び直せないかと思っていました。
1 本を聞くという手段ーAudibleというサービス
そこで出会ったのが、AmazonのサービスであるAudible(オーディブル)というサービスでした。(以下リンクです)
オーディオブックAudibleここではさまざまな本がプロのナレーターや声優などによる音読を配信していて、その中に芦部先生の『憲法』も配信されていることを知りました。
法律学で憲法に触れた方なら一度は聞いたり、読んだり、学んだことのある芦部先生の『憲法』。これで法律を学び直せると、すごく嬉しかった記憶がありました。
2 Audible(オーディブル)芦部『憲法』について
概要
・芦部信喜著・高橋和之補訂『憲法 第7版』(岩波書店・2019年)
・再生時間 23時間54分
・朗読は、乃神亜衣子(声優・外国映画などに多数出演)
※注意点
現在芦部先生の『憲法』は第8版(2023年)が出ている。新判例の追加がきになる方は、第8版を見ながらAudibleを聴くと、視覚・聴覚両方から読書できるので学習効率も良い気がする。
※補足
芦部先生が1999年にお亡くなりになられた以降は、お弟子さんで憲法学をリードされてきた高橋和之先生によって、新判例など補訂されている。
3 Audibleの『憲法』を聴いてほしいひと・メリット
4 おわりに
Audible(オーディブル)は、そのほかにも『夜と霧』(ヴィクトール・E・フランクル)や『日本の思想』(丸山眞男)、『自由論』『功利主義』(J.S.ミル)、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(マックス・ウェーバー)など、社会科学系の本も充実しているので、おすすめです。
オーディオブック業界の中では、最も充実しているところの一つだと思うので、自分が読みたい本など検索してみると、いろいろ面白いかもです。よかったら以下リンクですので、ご覧いただければと思います。
確か、30日とかキャンペーン中だと2ヶ月くらい無料期間があるので、お試ししてみてもいいかもですね。
オーディオブックAudible気が向いたら、その辺も後日ご紹介します。