裁判ブログ編
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パンにジャムとマーガリンの両方つけられない?~ある一時保護所のルール~

けあけあ
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こんにちは。飯島章太です。

今日は私が一時保護所の職員としてまだ千葉県庁に所属していた時に匿名で2021年1月14日に書いていた記事を投稿してみました。よかったらご覧ください。

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私が見てきた一時保護所の中で最初に驚いたルールは、

「パンにマーガリンとジャムを両方つけてはいけない」

というルールだ。

ある日、朝食を食べる際に、マーガリンとジャムを回してぬっていたのだが、

ある子が「両方つけて食べていい?」と聞くので、

まぁいいかと思ってつけようとしたところ、

ベテランの職員から「なにやってんだそこ!」と怒号が飛んできた。

「どっちか片方だけだろ!」と厳しくその子と私に注意をした。

その後、行動観察という日誌のようなものを書くのだが、

その職員から「パンにジャムとマーガリンを両方つけようとしたところ記録に残しておいて。」と言われた。

この記録はほかの児童相談所の職員もみる記録だ。

私はとりあえずわけがわからなかったので、忘れたふりをして書かなかったところ、後日追加でその記録が書かれていた。

こうした細かいルールが私のいる一時保護所には張り巡らされている。

・嫌いな食事を減らしたら、ほかのものはおかわりできない

・勉強机の向きは決まっている

・糸一本出すのも決まった時間でなければならない

など。

ルールが一定程度あるのはまだわかる。

でもこうした細かいルールがあることによって、

子ども達は「自分はルールを犯していないだろうか」と委縮するだろう。

果たしてこうしたルールは子ども達のためなのか?

単に職員の管理のしやすさにあるのではないか?

職員がこう管理せざるを得ないくらい職員には余裕がないのか?

などいろいろ考える機会となった。

運営者について
飯島章太
飯島章太
フリーライター
元児童相談所職員での経験を活かして、子ども・若者のケアに関わる人たちに取材を続けています。著書に『図解ポケット ヤングケアラーがよくわかる本』 。
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