こうやって生きちゃっているんだと思う

久々に腹から笑った日だった。

毎日そんな日々だったら良いなと思いつつ、

それはそれで違うのかもなと思ったり。

お互い色んなことにぶつかりながら、

迷ったり、悩んだり、苦しんだりしているからこそ、

別にそんなことお互い話したりはしないけど、

この時間でしか得られない感覚に

一緒に出会える瞬間があるから、

またいきていられるなんてこともある。

もちろんつらいときはつらいんだけれど、

できたら経験しないほうが良いんだけれど、

だから出会っている瞬間もあるなと。

世の中、なかなか希望なんて見えないけれど、

なんでこんなこと起こるのかってことばかりだけど、

これが私の傷の向き合い方だし、

世の中との付き合い方だし、

私なりの生き方なんだろうと思う。

それは自分を肯定しているわけでもないし、

もっと生きやすく生きられるんだろうけど、

まあこうやって生きちゃっているんだと思う。

飯島章太

フリーライター

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元児童相談所職員での経験を活かして、子ども・若者のケアに関わる人たちに取材を続けています。著書に『図解ポケット　ヤングケアラーがよくわかる本』 。