裁判ブログ編
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公務員を辞めた後に響くこと 雇用保険がないこと

けあけあ
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公務員は雇用保険がない。

これは公務員が長期で継続することを前提とするものであるためというのが理由らしい。

辞めた身としては、これはかなり大きい。

一つには失業手当がないことになる。

何かしらの事情で公務員を辞めた場合、

その後就職の空白期間がある場合でも、

受けられない。

この補填として、退職手当があると説明される。

しかし、早期退職した場合にはその額も給料の半月分〜1か月くらいであることが多い。

それに対して、ハロワ申請によって、

「失業者の退職手当」というものがもらえる。

これによって退職手当で、

失業保険相当額に満たない場合に、

補填されるという制度がある。

この点はクリアされる場合も多い。

しかしもう一つとしては、

雇用保険がないことを理由で、

本来民間企業退職なら受けられた制度もある。

例えば、国民健康保険の減免制度だ。

これは雇用保険の加入を前提としているため、

元公務員は適用除外とされる。

こうして現在に合わない制度を身をもって感じるところだ。

運営者について
飯島章太
飯島章太
フリーライター
元児童相談所職員での経験を活かして、子ども・若者のケアに関わる人たちに取材を続けています。著書に『図解ポケット ヤングケアラーがよくわかる本』 。
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