子ども・ふくしに関わる人達の生きづらさと支え合い
こんにちは。じま、こと飯島章太です。
今日は、子ども・ふくしに関わる人達の生きづらさ、について書きたいと思います。
目次
- 1.言いたいこと
- 2.私の経験から
- 3.私の周りの人から
- 4.支援者の生きづらさ
- 5.だからこその支え合い
1.言いたいこと
子どもやふくしに関わる人には、
①育ってきた環境(過去)
②今の職場(現在)
③今後の生き方(未来)
のそれぞれに悩みを抱えていることが多いなぁ、と感じます。
中でも①の部分は、支援者の「当事者性」と言われるものかもしれません。
2.私の経験から
私が今の子ども・ふくしの業界にいる、そもそもの根本は、
父親との軋轢、不和からでした。(詳しくはまた書きます)
そこから、親の影響を受けやすい子ども時代の中で、
家庭や学校などでの抱える悩みに苦しむ子ども達のことを支えたい、
と思うようになりました。
3.私の周りの人から
そうして子ども・ふくしの業界に入りましたが、その中で熱いモチベーションを持っている人の中には、自分自身が子ども時代に困難な経験をしたという人が少なくありませんでした。
例えば、いじめを受けていた経験や、親から不適切な関わりをされていた経験や、精神的に追い詰められた経験などです。
そこから、「こうした思いをほかの人にさせたくない」という堅い原動力から、子ども・ふくしの業界に関わるようになった人が多いように思いました。
4.支援者の生きづらさ
子ども時代に困難に直面した人たちは、その困難とうまく付き合っていく体験をしてきました。
一方で、こうした体験は「逆境的体験」とも呼ばれ、成人した後にも健康上のリスクが高いという研究もあります。
他方で、その体験をしたからこそ、他者により共感的に接することができるという強みもあります。
しかし、その共感力があるがゆえに、現実とのギャップに苦しむ支援者もいます。
その結果、バーンアウト(燃えつき症候群)を感じたり、精神的な病を抱えたり、心身を崩したりして、転職や辞職をせざるをえなくなる人も多いです。
そうした体験・調査・現状から感じるのは、
支援者は、子どもや利用者を支えるだけでなく、支援者自身が支えられ・ケアされる必要がよりあるのではないかということです。
5.だからこその支え合い
だからこそ私は、「子ども研究ネットワーク」という場所で、
子どもやふくしに関わる人たちが「支え合う」ことを大事にしています。
一方的に支えられる存在ではなく、支え「合う」ことを大事にしています。
それはこども・ふくしに関わる人が感じていることに由来します。
それは、
こどもや利用者さん達と接する中で、支えるどころかむしろ支えられている
という感じです。
それは、支援者同士でもありうるのではないかなと思います。
誰かを助けようと・支えようとするとき、自分もまた教えられ支えられている。
そんなお互いを尊重し合える対等な関係を目指しています。
子ども研究ネットワークはそんな感じです。
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