児童心理治療施設のお話から職員のケアを考える〜こどもの心のケアハウス嵐山学園早川洋さんの講演から〜
けあけあ
フリーライター 飯島章太のサイト
最近いろんな場でお話する中で気づいたことがある。
支援やケアという時には
(マイナスにならない)
②支援者やケアする人が相手にとって、メリットもデメリットもないこと
(現状維持)
③支援者やケアする人が相手にとって、なるべく(全部ではないが)メリットになること
という段階がある気がする。
ケアの質や支援の質という時には主に③が議論されるが、
①の最低ラインの保障なしに③が議論できるのだろうか。
という意味では、
支援者の支援をするうえでの大きな意味は、
傷ついた相手を再度傷を負わせるような二次被害を防ぐということにあるのかもしれない。
支援者支援と二次被害の防止は裏表なのではないか?