私の日記
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【うつ病と太陽】

けあけあ
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ものすごい台風が来るということなので、書きたくなった。

私はこの台風の影響がある3日のうち、どこかで1日中寝たきりな日があるだろう。もしかすればずっと寝ているかもしれない。

私が気候によって体調を崩すパターンは3つある。

①季節の移り変わり ②気温の変動が激しいとき

③そして気圧の変動が激しいとき、だ。

この3つのパターンが重なるのが台風なのだ。

本当に体調が悪くなり、何もできなくなるのだ。

ただ一方で矛盾することを言えば、台風の日は

私はかなり気分が楽なのだ。

つまり、天候がすごく悪い日は身体的には体は動かないが、

精神的には楽で、

逆に天気が良すぎる日は身体的には動きやすいが、

精神的には追い込まれやすいのだ。

それはなぜか。

台風が来た時には用事がない限り多くの人は外出しない。(もちろん仕事に行かなければいけない方もいるのだが…本当にお気をつけください)。

そうすると私は罪悪感なく家に居て良いんだという気持ちになるのだ。みんなも外に出ていないのだから、私も遠慮なく家にいてゆっくりしていいたのだと思うためだ。そんな安心感から逆にいろいろ本を読めたり動けたりするのだが。

一方、太陽がサンサン降り注いでいるときには、体的には動きやすい傾向にある。だが、その太陽がまるで「こんなに晴れているんだから外に出ろよ」とでも言っているかのように感じ、プレッシャーになる。そんなプレッシャーに「いやだ、いやだ」と感じ、無理やり眠りにつき、日が暮れてきたころになると気が楽になって動けるのだ。

だから私は台風や天候が荒れている日が好きだ。ビュービューと風が吹き、雨がザーザーと降り、雷がゴロゴロと鳴っている音がとても心地良かったりする。安心して眠りにつける。

だがそれは、私がまだその自然の恐ろしさを体感していないからかもしれない。そんな風に、天候が悪いときに気が楽になること自体にも最近は罪悪感が出てくる。この台風で、この大雨で、この大嵐で苦しむ人々が多くいる。悲しいことに事件が起き、家が壊され、人が亡くなることさえもある。

そんな状況にも関わらず、私は天候が悪いことで気分が楽になる。恩恵を受けている。そんな自分の身体が憎かったりする。まぁこれもある種の病気なのは自覚しているので、特に意識しないのだが。

要するに、面倒な病気だなということです。以上。

運営者について
飯島章太
飯島章太
フリーライター
元児童相談所職員での経験を活かして、子ども・若者のケアに関わる人たちに取材を続けています。著書に『図解ポケット ヤングケアラーがよくわかる本』 。
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